司法書士試験の日程は?合格発表や受験要綱など試験内容完全網羅

司法書士試験の試験日っていつなのでしょうか。この日から逆算して勉強は進めていくべきなので大事な「Xデー」になりますし、それに伴って試験会場や受験資格など司法書士受験生になる上で基本的な知識は入っていますか?

このページでは司法書士試験の日程やその前後のスケジュール、他受験要綱にあるような基本的情報を掲載しておきます。よろしければお付き合いください。

司法書士試験の日程

マークシート

司法書士試験はいつが試験日なのか?試験は筆記試験と口述試験に分かれており、筆記試験合格した者が口述に進めます。そして、口述に合格すれば最終合格です。

1次の筆記試験は例年7月の第1日曜日に実施されます。2022年は7月3日に実施されました。1次筆記試験の合格発表は10月初旬あたり。2022年は10月11日に合格発表があります。

2次の口述試験は例年10月下旬、2022年は10月24日実施です。そして、口述に合格すれば最終合格です。最終合格発表日は例年は11月の初旬、2022年は11月11日です。

筆記試験の内容

筆記試験は択一式と記述式。択一式とはマークシート方式です。問題文があり解答の肢を選択しその番号を解答用紙で塗りつぶす。記述式は解答を記述形式で解答する問題です。司法書士試験の記述式は登記申請書を作成するという問題になります。

択一式は全11科目記述式は不動産登記法と商業登記法1問づつ出題されます。司法書士試験の科目や配点はこちらからご確認ください。

時間割

午前と午後の2部構成で実施されます。()内は問題数です。

午前の部

9:30より11:30までが午前の部です。科目は、

  • 憲法(3)
  • 民法(20)
  • 刑法(3)
  • 商法会社法(9)
午後の部

昼をはさんで午後は13:00~16:00の3時間で実施です。科目は

  • 民事訴訟法(5)
  • 民事執行法(1)
  • 民事保全法(1)
  • 供託法(1)
  • 司法書士法(1)
  • 不動産登記法(16+1)
  • 商業登記法(8+1)

午後は記述式もあり3時間ですね。3時間ともなると集中力のの維持が大変です。

筆記試験には合格基準点があり午前・午後択一・午後記述と3つに基準点が設けられます。それぞれをクリアしないと次の採点がされません。そして、最終的な基準点をクリアして最終合格というわけです(参照:合格基準点とは)。

口述試験の内容

口述試験とは試験官の質問に対して口述で解答する試験です。時間は約15分、問題数は10問ぐらいです。不登法や商登法がメインで、あとは司法書士法から出題。

もっとも、司法書士の口述は受験者のほとんどが合格するようです。筆記を突破した受験生にとっては簡単ということなのでしょうが、とにかくここで不合格になる受験生はほぼいません。

司法書士実施スケジュール

試験日については以上ですが、試験には前後に様々なスケジュールが設定されています。時系列をチャート式にまとめてみました。

  1. 受験案内・願書交付(例年4月上旬)
  2. 願書提出(例年5月)
  3. 筆記試験(例年7月第1日曜)・合格発表(例年10月初旬)
  4. 口述試験(例年10月中旬)
  5. 最終合格発表(例年10月下旬~11月上旬)
  6. 合格証書授与式(例年11月下旬)

スケジュール補足

受験要綱は官報で公表されます。願書配布は各地の法務局で配布されます。郵送でも手に入ります。

願書は、5月の初旬から下旬にかけて受け付けています。提出先は希望受験会場の管轄にある地方法務局(郵送も可)。添付書類は受験者側で揃えるのは特ありませんが、写真は必要です。

司法書士試験会場はどこか

試験会場ですが、以前は都道府県に最低1会場という形で実施されていましたが、受験者数減少に伴い、2020年時点では全国15会場で実施されることが決まっています。ただ、コロナ過の影響で具体的な会場は流動的になりました。

筆記試験の場合

2022年は東京/横浜/さいたま/千葉/大阪/京都/神戸/名古屋/広島/福岡/那覇/仙台/札幌/高松の各都市で実施されました。

各法務局管轄で実施されるので、その都市もしくは周辺で行われるはずです。ただ、近くに試験会場がない方も多いので、そういう方は宿舎を利用する場合が一般的のようです。いずれにせよ、受験生は受験案内が出たら早急に会場をチェックして宿舎を確保することが大事になってきます。

口述試験の場合

口述試験は全国8か所の法務局で実施されます。東京/大阪/名古屋/広島/福岡/仙台/札幌/高松です。筆記試験の場合と同じように、合格確認取れればすぐに宿舎を確保しましょう。

司法書士試験その他の受験要綱

試験の事前情報をまとめておきました。公式の受験要綱以外にも受験生側目線の事前情報もまとめえおきましたので参照ください。

司法書士試験受験資格

司法書士試験の受験資格ですが、特に制限はありません。性別・年齢・学歴・職業・国籍による受験制限はありませんし回数制限もありません。

司法書士試験の受験料

8000円です。願書提出時に印紙で収めることになります。

司法書士試験の科目

司法書士試験の科目は全部で11科目。民法/不動産登記法/商法会社法/商業登記法/憲法/刑法/民事訴訟法/民事執行法/民事保全法/供託法/司法書士法です。

民法から商業登記法までが司法書士試験における主要4科目で、憲法以下7科目がマイナー科目と言われています。

試験科目についてもっと詳しく知りたい方は「司法書士試験の科目-最重要科目や科目別難易度をまとめてみた」を参照ください。

司法書士試験の合格点は?

司法書士試験の合格点ですが、明確に何点取れば合格できるという点数はありません。年度によって変わってきます。直近10年の平均で言いますと、74~5点ぐらいになります。

注意が必要なのは、司法書士試験は100点満点ではなく280点満点で、ここで挙げた平均点とは100点満点換算の数字になります。

司法書士試験の合格点について詳しく知りたい方はこちらのページを参照ください。「司法書士試験の合格点

司法書士試験の難易度は?

司法書士試験の非常に高いと言えます。例えば、法律資格最高峰の司法試験は文系国家資格最難関と言われています。司法書士はその次に難しいとされている試験です。司法試験が10とすれば、司法書士試験は8.5ぐらいでしょうか。

司法書士試験の難易度についてもっと知りたい方はこちらのページ参照ください。「司法書士の難易度は?」

司法書士試験合格まで何年掛かるか

司法書士試験合格に最低限必要な勉強時間は3000時間と言われています。ので、1日何時間勉強できるかによって変わってくるでしょう。1日3時間を毎日勉強したとして2年9か月程度、4時間勉強で2年強です。

実際はもっと掛かると思います。独学で5年目安予備校利用なら2年程度目安に考えておきましょう。もっと詳しく見てみたい方はこちらのページを参照ください。「司法書士の難易度は?合格に必要な勉強時間や合格率でわかること」

まとめ

以上、司法書士試験の日程及びその他試験内容についてお話させていただきました。

ちょっと大変なのは試験会場の件でしょうか。以前は筆記試験で前泊が必要ということは基本的にはありませんでしたが、試験会場が減少した今、そうせざるを得ない方が増えてしまいましたね。念を押しますが、ホテルは早めに確保しておきましょう。時期的には予約が大変ということもないと思いますが、早めの方が安心ですものね。