債務整理とは、多重債務者救済のための借金返済方法です。
目的はそれですが、それとは別にといいますか、
関連はしますが違ったメリットがあります。

また、メリットばかりではなく、債務整理を実行することによって、
デメリットも生じます。

債務整理にも種類によって特徴というものがありますので、
それぞれのメリット・デメリットというものがるのですが、
債務整理全体を通して、共通したメリット・デメリットがあります。

個別のメリット・デメリットは各債務整理に譲るとして、
ここでは共通のメリット・デメリットについてご確認いただければと思います。

まずはメリットから。

債務整理によって返済と取り立てが止まる

多重債務で苦しみだすと、借金が返済できなくなり、それによって取立てが始まります。

あの取立て、初めは電話などによるものになりますが、
いつ返済するのか、約束を迫られます。

債権者としては、その約束を取りたいのですが、
あれってかなり精神的に堪えるんですよね。

「借金の返済、遅れてるんですけど?いつ返してくれます?」
これだけなんですけどね、プレッシャーになります。
この取り立て、普通の人だったら、精神的にまいってしまうはず。

債務整理をすると、この取り立て、止めることができるんです。
ただし、条件が一つあります。

弁護士等に債務整理を依頼すれば・・・

それは、債務整理の実行について、
弁護士か認定司法書士を代理人として立てること。

費用をケチって自分、あるいは、法律に詳しい友人を代理人に、
なんて人は殆どいないでしょうが、とにかく、
弁護士か認定司法書士といった法律のプロに債務整理を依頼しないと、
取り立ては止めることはできません

債務整理の受任契約を済ますと、ただちに、
各債権者にその旨を通知します。

そうすると、債権者は、もう債務者に直接交渉することができなくなるのです。
すべての交渉事は代理人である弁護士等を通してです。
そうです、債務者に直接取り立てはできません。

同時に、返済も止まります
これは、債務整理する額を確定させるためで、残債務返済による、
和解契約締結まで続きます。

債務整理で取り立て・返済が止まる図式

次に返済するのは、数か月後の残債務和解契約後の返済開始になるのです。
もちろん、このときの返済は債務整理後ですから、
無理のない形になっています。

つまり、あの苦しい返済と、それができなかったときにある取り立ては、
債務整理を依頼した時点で終わるということ。

別の言い方をすると、
債務整理を依頼した時点で、
多重債務の苦しみの、殆どが解消されるのです

では、債務整理のデメリットは次のページで。