債務整理の代表的な存在といえば、この任意整理になるのかなと思います。

任意整理は裁判所に依らない債務整理

任意整理の特徴といえば、まず挙げられるのが、
裁判所の手続に依らないという点が挙げられるのかな、と。

その他の債務整理、特定調停、個人再生、自己破産は、
それぞれ特定調停法、民事再生法、破産法など、
法律が定められており、それぞれの規定に沿った手続のもとに
債務整理は進んで行きます。

当然、用意しなければならない書類はたくさんあるし、
裁判所に出向く必要があります。

しかし、任意整理は、そういった法律は存在せず、
債権者側と債務者側が直接交渉して借金減額して、
債務者本人が完済できるように、できるだけ借金を減額していくわけです。
参照:任意整理の借金減額の理屈

これを各債権者毎に行います。
そして、交渉がまとまったら、新たに和解契約と締結して、
それに沿った返済方法で完済に向けて残債務を返済していくのです。

上のリンク先のページあるように、どのくらい減額できるかは、
債務状況によって異なります。

ネット上でもいろいろ事例が出ていますが、私が実際にあった任意整理の事例だと、
債権者7件計500万円の借金を、20%減額の400万円に、
5社計320万円の借金を、140万円に、というものがありました。
いずれも、完済しており、今では借金に困らない生活を送っています。

任意整理のメリット・デメリット

任意整理のメリット・デメリットですが、
まずは債務整理に共通するメリット・デメリットがあります。

任意整理の固有のメリットといえば、
「任意」とあるぐらいですから、整理するしないは任意です。
つまり、例えば5債権者のうち、任意整理するのは4社にとどめることも可能ということ。

何らかの理由で、ここは整理したくないという選択肢も取れるということです。
もちろん、この場合は、自分で返済していかないとならないわけですけど。
そういうところがあれば、任意整理の相談の際に持ちかけてみると良いと思います。

また、他債務整理ほど手続が面倒くさくないので、というのもあると思いますが、
比較的、費用を抑えることができます。

デメリットですが、正直、任意整理固有のデメリットは思い浮かびません。
債務整理共通のデメリットが目立った唯一のデメリットになると思います。

もう少し、任意整理についてお話したいことがありますので、
次のページに譲ります。