現代に生きる私たちは、「日本」と言う国の在り方について、先人たちの想いと次世代に対して責任を持っている

我が国における国家権力・法律は、憲法規定の下に置かれています。

これは、「法の支配」という原理から導かれているもので、最高権力者である内閣総理大臣はもちろんのこと、制度上、天皇陛下も日本国憲法の下に置かれています。他国との条約にしても憲法の規定・理念に反することは許されないし、すべての法令もしかり。

日本に限った話ではありませんが、憲法とはその国にとって最も重要な規範であるとはっきり言えます。

その大事な日本国憲法について、わが日本国民が日本国憲法の内容についてどの程度理解しているでしょうか。

私の経験で言えば、日本国憲法についてある程度の知識がある人間は、1割もいないのではないかと感じています。
これは、言うまでもなく非常に憂うべき問題だと思います。


日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、翌1947年5月3日に施行されています。
日本は、ご存じのようにポツダム宣言受諾による戦争終結からGHQによる占領下に入りました。それは、1952年4月28日まで続きます。

つまり、日本国憲法はGHQ占領下において、GHQ主導の下に制定・施行されたものです。これは、紛れもない事実なのです。

ちょっとでも思考を巡らせることが出来る方でしたら日本国憲法はどういった性質を持っているかお気づきのことと思いますが、そのGHQは、二度と列強国にならないように日本の国力を削ぐために日本に日本国憲法を与えました。我々日本国民は、こういった事実を認識するべきです。


最近、長年放置されてきた「日本国憲法の改正手続に関する法律」が平成19年に制定され、3年間の経過措置を経て平成22年に施行されますので、法的には憲法改正が可能になってきます。

憲法改正には多くの議論が必須なわけですが、日本国憲法について、少なくともベーシックな部分は理解していないとお話になりません。
憲法改正は、我々日本国民一人一人が直接是非を問う直接投票が必要になります。

日本人の多くは深く考えないで何となく、雰囲気に流されてしまう傾向があるので、日本にとって危険な方向に突っ走ってしまう可能性も否定できません。

そこで、一般有権者の方でこれから日本国憲法を理解してみたいという方のために、日本国憲法についてお話させて頂こうと思い、当サイトを開設しました。

あくまで皆様の知識取得に役立てて頂こうという趣旨ですので、憲法学的視点の記述になっています。大学や法律系資格試験での憲法を学ぶような内容になっていますが、出来るだけ解りやすい記述を心掛け、内容も簡略化し割愛している部分もあります。

ただし、自論や日本国憲法への批判もしています。それは、ご覧になった方が混乱すると何なので、別枠を設けてご紹介しています。ご了承ください。

管理人の日本国憲法に対する見解

前述のように、日本国憲法は独立国の憲法としてはいびつな形で生まれたものです。そういうこともあってか、日本国憲法に対する評価も大きく意見が分かれているのが現状です。

管理人は、司法試験受験生だった時期がありました。

中学校あたりでも授業で日本国憲法についての話がありましたが、大学生の時に改めて日本国憲法に触れてちょっとした感動があり、それがキッカケで法曹を目指した時期がありました。

暫く頑張ってみたのですが諸事情あってその夢はあきらめました。その後、違った視点で日本国憲法に触れたり、社会経験を積んだことによって、日本国憲法に感動した時、 法曹を目指していた時期とは価値観も変わってきました。

そこで、ある種の疑念が頭を巡ってきたのです。
それは、学校などで語られている日本国憲法は、ある種偏った思想を基にされているのではないかと。

管理人の私は、改憲派護憲派で言えば改憲派です。と言うよりも、自主憲法制定推進派です。 全ての規定がおかしいとは思いませんが、軸になる部分は変えるべきだと考えています。

日本国憲法は、「日本人、あるいは日本と言う国にとっての憲法」また、「独立国家としての憲法」として強い違和感を感じずにはいられません。ハッキリ言いますが、欠陥憲法だと思います。

そうは言っても、日本の現行憲法であることは動かしようの無い事実です。日本国憲法は無効だとか叫ぶのは簡単な事ですが、実際に無効になるのは非現実的です。

ならば、まずは「今」を知りそしてそれは尊重するべきで、そこからどうしていくべきなのかという大きな議論にしていかなければなりません。


今は沈静化していますが、近い将来、憲法改正論議が必ず湧き起こります。
個人的意見を言わせて頂ければ、有権者が自国の憲法について無知なのはそれだけで「罪」だと思います。

学校でちゃんと教えてくれなかったとかそんなことは関係ありません。自分で学ぶ術は今の世の中いくらでもあります。

我々日本国民は、もっともっと日本と言う国について問題意識を持っておかなければなりません。日本と言う国についてしっかり考えていくことは、自分たちの世代云々ということではなく、先人たちの想いと自分たちの子供以降の世代に対しての責任があります。


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