過払い金返還の費用って?

過払い金返還の弁護士等への費用ですが、考え方としては、
任意整理の費用に近い考え方で算出されるようです。

まずは、過払い金返還請求する債権者1社につき、着手金が3万円~4万円(税別)。
返済中でも完済後でも、過払い報酬として手元に戻ってきた額の20%程度、
返済中で減額できた場合は、減額報酬として任意整理に準じた10%程度。

まとめると、
着手金はいずれの場合でもかかりますが、
完済後では過払い報酬、返済中ではさらに減額報酬という感じでしょうか。

あくまで参考として捉えてください。
詳しくは、ご相談の際に直接お訪ねください。

過払い金返還請求のメリット・デメリット

まず、明確なメリットというものは、お金が返ってくるということになるでしょうか?
お金が戻ってくる債務整理はこれだけですからね。

確認しておかなければならないのは、過払い金が発生している人のみです。
目安としては、グレーゾーン金利で数年は返済していた人は、
過払いが発生している可能性が高く、それが長年続いていた人は、
それだけ過払い金が発生しているものと思われます。

過払い金発生の可能性については、
2006年以前から返済していた人は確認をお勧めします。
2006年以降でも、2009年ぐらいまでに始まった返済も可能性があります。

もう一つ、ブラックに載らない可能性もあります。
詳しくは、「返済中の過払い金返還でもブラックにならない場合がある?」でご確認ください。

デメリットですが、以下の点を挙げておきます。

昔の過払い金が戻せなくなる?

過払い金返還請求は、法律に規定された権利であり、債権です。

債権というのは、実は10年行使しないままだと消滅時効にかかります。
具体的にいえば、完済より10年間行使しないと、この権利は消えてしまいます。
例え取り戻す過払いがあったとしても、もう戻せなくなります。

法律事務所のCMでも、
その旨をアピールしているのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

もし、昔の借金で、過払いの心当たりがる方は、本当に急がないと。

訴訟のリスク

通常、過払い金返還請求は、債務者が債権者に、
「これこれこれだけの過払い金があるようです。返してください」となれば、
返してくれるものなのです。

しかし、債権者が「そんなにありませんよ。これだけしかありません」
となれば、交渉は決裂ですよね?

こんな場合、債務者がその気になれば、
裁判によって債権者と「喧嘩」してでも取り戻すことになることでしょう。

そうです、過払い金返還請求は、訴訟のリスクもあるのです。
可能性は低いようですけどね。

債務者本人にとってのリスクがどの程度かは何とも言えません。
そういう意味では、デメリットになるとも言い切れませんが、
そういう可能性もゼロではないということは頭に入れておきましょう。