消費者金融とその特徴

山王総合法律事務所

消費者金融は最もポピュラーな形態

貸金業者で最もポピュラーな形態ですよね。一般的には、「消費者に金銭の貸し付けを専業とする貸金業者」と定義していいと思います。

昨今の貸金業バッシングは、そのがポピュラリティーが災いして消費者金融バッシングになっています。言うまでもなく、非難されている部分は消費者金融に限った話ではないのですけれども。

ところで、消費者金融って幾つぐらいあるか知っていますか?
100?  500?
全然話になりません。

中小入れて約6千社ぐらいあるそうですよ。今では、ちょっと減っていると思いますが・・・

その中の大手6社(武富士、アイフル、プロミス、アコム、レイク、三洋信販)のことをTAPALS(それぞれの頭文字を取っています)と言うんですが、このTAPALSを含めた上位10社で消費者金融の貸付金額の8割を占めているそうです。

1990年代からおよそ10年間、消費者金融はあり得ないほどの急成長を遂げてきました。

「消費者金融白書」によると、2004年度で消費者金融は11兆円規模の市場(GDPの約2%)になりました。

20世紀末の市場規模が3兆円規模であったことから、数年間で4倍弱もの急成長でした。

消費者金融が急成長した理由

消費者金融が短期間に急成長出来た理由は、大きく2つ挙げられると思います。

イメージ戦略
メディアを通じて、それまであった、うしろめたさや陰湿感を払拭してきました。 数年前流れていた集団ダンスシーンのCM、動物を起用したCM、グラビアアイドルの起用等、話題になるものが少なくありませんでしたよね。

無人自動契約機の導入
イメージ戦略で、見込み客を新規契約へと促し、そして、対面での審査を躊躇する見込み客を、無人契約機と謳って借金に対する、ある種の劣等感を取り除くことにも成功しました。
これは、 完全にマーケティングとアイデアの勝利でしたよね。

ちなみに、あれは厳密には自動ではないですよ。画面に隠しカメラがあって担当員からモニター越しに見られていますから。知っている方も多いでしょうけどね。

この2つが見事に連動して、消費者金融は短期間で急成長してきました。

本当は、もう一つあると思っているのですが・・・ここでは止めておきまね。

消費者金融の特徴

さて、消費者金融の特徴はどんなでしょうか。専業系と言われている消費者金融(武富士、アコム、アイフル等)を記述します。

時代は変われど、「借りやすい」ということが挙げられるでしょう。審査は比較的簡単です。

いわゆる、「与信枠」という範囲が広いです。法改正の過渡期である現在、今は、総量規制の導入等もありますが、 なにも信用情報だけで貸付を決めているわけではありません。

未成年は落とされるようになりましたが、フリーター、主婦あたりでもちゃんとした収入があれば大丈夫です。

そして、キャッシング商品にもよりますが、殆どの消費者金融は担保は要りません。要は、保証人無しでも貸してくれます。

銀行系消費者金融というものもあります。母体が大手都市銀なので銀行系。

銀行系消費者金融でも買収・合併(提携という形もあります)されたものもあれば、銀行が直接投資して出来たのもあります。

モビット(三菱東京UFJ)、DCキャッシワン(三菱東京UFJ系、その他)、アットローン(三井住友)あたりがそうです。

厳密には、アコムも三菱東京UFJと関係がありますが、提携なのでちょっと違います。

合併・提携はともかく、銀行系はなんと言っても、以前から金利が低いです。利息制限法内での金利設定なので、この点、良心的です。

専業系消費者金融は、以前は出資法に抵触するギリギリのところまで金利を設定していましたが、そんな時から適法金利を設定している業者が多かったです。

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